国際取引をスタートするにあたり障壁になるもの
国際貿易と国内取引の基本的な違いは大きく分けると3つになります。
- 文化の違い(風土、歴史、習慣、法律、言葉)
- 物流の違い(距離が長い、輸出入手続き)
- 通貨の違い(決済方法、為替リスク)
実務を行うにあたり障壁になるもの
1.商習慣
国が異なるため相手国の文化を含め商習慣の違いを知らなくてはなりません。
2.言葉
国際取引は主に英語で行われます。
3.決済方法
国際取引のルールに従い、決済をすることになり、為替レートを考慮しなくてはならない不便さがあります。
4.距離・運輸
国内取引に比べ、輸送に時間と費用がはるかにかかります。距離があるので、問題が生じた場合直ぐに会って話し合うことが出来ません。
5.通関・関税
商品を輸出入する際、税関の手続きが必要になります。
商品によっては関税がかかります。
6.煩雑な手続き
輸出入には様々な業態・企業が関わることになり、必要書類は完璧に揃わなくてはなりません。
不具合が生じれば修正に時間とコストがかかります。
書類の不具合や相手企業への提出のタイミングを間違えると大損をこうむることもあります。
7.不安
商習慣の異なる国との取引なので、支払いは滞りなく行ってくれるのか、また商品は発注通りのものが届くのかが特に不安です。
取引を始めるに当たり、準備にどれほどの時間やコストがかかるか予測がつけにくいので社員を雇うべきか、 貿易代行業者を利用するべきかの判断が難しいことも悩ましいです。
海外取引への障壁をご紹介しました。コカトレーディングの貿易実務代行では、貴社がこれらの障壁を乗り越え、スムーズに海外取引できるようにサポートします。
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